編み物とレース編みってちがうの?

こんにちは。
お花モチーフとお肌に優しい手紡ぎ毛糸の手編み作り人、まどかです。

先日、毛糸で編んでもレース編み?って聞かれました。
日花香~たいようか~の作品はレース編み?とも。
私の作品を見て、「あー、レース編みね~」といわれる方が多いです。
うーん、間違ってないけど、たぶん細い糸を編んでるから「レース編み」って思っているんだろうな~って思います。



えっ?編み物とレース編みってちがうの?ってお話を。

まず、編み物って?ってことから。
Wikipediaで編み物って検索すると、

編み物(あみもの、編物とも表記)とは、糸、特に毛糸や綿糸を編んで作った布や衣類(肌着、ジャージ、セーター等)、装飾品(レース等)、およびそれらの製品を作る好意、工芸、手芸である。英語を借りてニット(knit)とも言い、また江戸時代から1950年代ころまではメリヤスともいった。
~略~
織物が多数の経糸(たていと)および(しばしば1本の)横糸を用いて、意図が交差する構造で「一段ずつ」布地をつくってゆくのに対し、編み物は、結び目を作る要領で「一目ずつ」形を作って行くことが特徴である。

となっています。
つまり、レース編みも編み物です。
そしてニットです。

一般的に編み物って、棒針、かぎ針、アフガン、編み機で編んだものをいいますよね。
そして、毛糸で編んだものを編み物、レース糸をレース針で編んだものをレース編みとイメージされることが多いですね。

ちなみに、
かぎ針編みの針は2~10号と数が大きくなるにつれ太くなり、ジャンボ針もあります。
レース編みの針は12~0号と数が小さくなるにつれ太くなります。

でも、レース編みはかぎ針を使ったものだけではありません。
棒針、かぎ針、アフガン、ヘアピン、タティング、ボビン、マクラメなどなど、レース編みの手法は多いのです。
かぎ針をつかったレース編みでもクロッシェレース、ブリューゲルレースなど分かれます。
そして、レース編みのテキストにモヘアなど毛糸を使用した作品も出てきますから、レース編み=綿糸ってわけでもないようです。

なので、最初の質問の毛糸で編んでもレース編み?というのはYESです。
そして、日花香~たいようか~の作品ってレース編み?という質問は、NOかな。
私がレース編みと思って編んでいないから。
私はニット作家(手編み作り人という肩書きをつかってますが)として製作しているので、ニット(編み物)としてしか考えてないです。
ただ、購入してくださったお客様が「素敵なニットを購入した」と思われるか「素敵なレース編みを購入した」と思われるかでその作品はニットだったりレース編みだったりすると思います。

ニットであろうが編み物であろうがレース編みであろうが、
お客様の日々に寄り添える1枚となっていれば、私はその作品を制作して本当によかった~って思うの。

私はただただ「素敵な大人女性が輝き続けるお手伝い」をするために1枚1枚編んでいるだけだから。


お花の手編みニット 日花香

札幌在住のニットクリエイターmadokaが製作するお花モチーフを使ったストールやレッグウォーマーの手編みニットブランド

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