リサイクル毛糸の使い方は・・・

「解いたセーターの毛糸でまたセーターを編まないほうがいいのですか?」

お花モチーフを使った手編みニット日花香、madokaです。

昨日の編み部で質問されました。

解いたセーターの毛糸でまたセーターを編んでもいいですけど、
その時の状況によって決めたらいいと思います。

毛玉だらけで、シミもついちゃったセーターを解いた場合、
シミの部分は取り除きたいし、
解いた毛糸全部使ってもセーター1枚編むには足りない場合があります。

また、リサイクル毛糸は長年着用していたし、
毛玉も出来てるし(解く前に毛玉を取りますが)
やっぱり痛んでいるので、
編みなおしても新品セーターとはちょっと毛質が違います。
家で着るから別に気にしないよってことなら
全然問題ないですけど。

なので、その解いた毛糸の状況で決めたらいいと思います。

私は十分に毛糸がある場合は、
家で着るセーターに、
セーターを編むのに足りないな~って時は靴下にします。
(個人的事情から濃い色の毛糸も靴下にします)

靴下もずっと愛用していると薄くなったり穴が開いたり。
ダーニングで補修するときに、リサイクル毛糸の残りを使ったりすると
無駄が少ないですね。

ダーニングで補修しても、
靴下の毛糸が細く弱くなってダーニングしにくい状態になってきます。

「足首から上は問題ないのに・・・」

って意見が、昨日の編み部でありました。

その気持ち分かります。

なので、私は足首まで解いて別の毛糸で編みなおします。

つま先側とかかと部分が大きく穴が開いた靴下。
周りの糸も細く弱くなっていて、
ダーニングするとしたら足の裏全部しないと・・・
って状態でした。

こうなっちゃったらもう捨てちゃう!でもいいのですが、
この靴下足首より上は2重になっているので
とっても暖かいのです。

で、思いっきり足首部分まで
チョキン✂って切って解いて、
家にある半端毛糸で編みなおしました。

色が違うし、ちょっとみっともないかな?とも思いますが
家の中で履くし、
この靴下で誰かに会うわけでもないので
まあいいっか!ということで。
同系色の毛糸があれば、編みなおしてもそれほど気にならないですね。

今回は半端糸が足りなくなって、
片方だけつま先の色が変わってしまったのですが、
この場合は先に編んだ方を少し解いて
つま先部分を同じように色を変えて編むと
違和感が少なくなります。

半端糸がたくさんあって、
でもどの半端毛糸も1足分、編みなおすほどの量は無い場合は
最初から何色も入った縞模様にしてもいいと思います。

昨年11月に解いたカーディガンの毛糸も結局は靴下になりました。
編み物 つくる責任つかう責任を

細い毛糸だったので2本取りして2足編みました。

このカーディガンが、靴下に形を変えて
これからまた数年暖めてもらいます。


お花の手編みニット 日花香

札幌在住のニットクリエイターmadokaが製作するお花モチーフを使ったストールやレッグウォーマーの手編みニットブランド

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