どうやってデザインを考える?

久しぶりに暖かい日差しを感じる~。

お花モチーフを使った手編みニット日花香、madokaです。

連日の大雪にもうぐったり。
先週は朝少し早めに家を出て
ひたすら雪を漕いで歩いて出勤の日々でした。

もう家から出たくない・・・
って思っていたのですが、
この暖かい日差しを受けると
買い物いこうかな~という気になりますね。

年明けからオーダー品の製作が続いていますが
作る作ると言いながらなかなか着手しない物もたくさんありまして、
今年はそれらもどんどん編んでいこうと決意しています。
(作る作るにならないように決意表明)

先週手芸屋さんで手に入れた↓レースの詰め合わせ

これは、あれにちょうどいい!

と思い自宅にお連れしたので、
11月の作品展に出せるように製作します。

先に冬の間にあれとこれと、それにあれも編みたい。

今年も編みたい物と毛糸に(毛糸代に)埋もれた生活になりそうです。

よく、どうやってデザインとか考えるのですか?
って聞かれるのですが、

私が編み物を始めたころは、
編み物の本を見て、
このセーター可愛いけど、ここがこうだったらな~。

という部分をアレンジして作っているうちに
こういう感じのセーターが欲しいとか

イメージが出るようになってきました。

今は、
レースやパーツなどは
見たときに、こういう感じ使ったらかわいいかも~って
イメージが浮かんできます。
ただ、イメージと言っても私の妄想なので
実際に形にしてみると
あっ、なんか違う・・・
と思って一度保留(放置ともいう)することも多々あります。

衣類などは、こういうのを着たいな~というのを形にしています。
時にはテレビや雑誌などで見た素敵な服やバッグなどを
「これをニットで作れないかな~」って考えたり、
昨年編んだマフラーのように
漫画の登場人物の衣類を実際に編んでみたり。

マーケティングなどの観点からいうと
NGなんでしょうけど、
人が欲しいかより
自分が着たい、欲しい、作りたい
って思う物を作っています。

時々迷走してみましたが
やっぱり私が欲しいものを形にしたほうが
好評なのです。

私が行っている編み物教室「編み部」の生徒さんも
編み物の本通りに編むというより
それをアレンジしたものを編んで楽しんでいますよ。

今、セーターを編んでいるYちゃんも
このセーターすごくかわいいのですけど、
着丈と袖をもう少し長くしたいのです・・・
ということでちょっとだけアレンジを加えていますし
Mさんは「ネットでみたこのバッグを編みたいです」
と言って通い始めてくれました。

オリジナル作品を作りたいけど
どうやってデザインしたらいいか分からない。
って悩む前に
編み物の本に載っている作品を
たくさん編んで楽しんでください。
そのうち、ここが〇〇だったら
(長かったら、短かった、別の模様だったら・・・)
とアレンジしたいところが出てくると思います。
そのアレンジを続けているうちに
自分のオリジナルが出来るようになっているかと。

あっ、参考にした編み図の一部を少し変えて
オリジナルです!というのはダメですよ。
その作品をデザインした方への敬意を大事にしてくださいね。

アレンジしたいけど編み図の修正の仕方が分からない!
という方は、ぜひ電卓を持って編み部に参加してみてください。










お花の手編みニット 日花香

札幌在住のニットクリエイターmadokaが製作するお花モチーフを使ったストールやレッグウォーマーの手編みニットブランド

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